2019.08.02

カーテンのヒダとは?二つ山と三つ山の違いは?ヒダによってカーテンの見え方も違う

カーテン

カーテンについて調べているとき「3つ山ヒダ」「フラット仕上げ」といった単語を見かけたことはないでしょうか。日常あまり聞くことのない単語ですから、それがどういったカーテンを指すのかわからなくても不思議ではありません。 ヒダが何を指すのか、そして部屋に合わせて選ぶにはどうしたらいいのか知っていれば、オーダーカーテンなどもより理想に近いものを選択できるようになります。 そこで今回は、カーテンのヒダの種類や、それぞれの特長、どんなスタイルがあるかを調べました!

カーテンのヒダとは?

カーテンは、上部に波打つように布がつままれており、裏側のフックをカーテンレールに引っ掛けるように取り付けます。この上部にある、つままれた部分を「ヒダ」と呼ぶのです。
カーテンの横幅に対し、何倍の布を使っているかによってヒダの呼び方も変化します。窓巾に対して、2~2.5倍の生地を使うと「3つ山ヒダ」、1.5倍~2倍の布地を使うと「2つ山ヒダ」、1.3倍前後のものを「フラット仕上げ」と区別しているとのこと。なぜこのヒダを作るのでしょうか。その目的はいくつかあります。

開閉がしやすくなる

カーテンは日中、夜間など1日中開けたり閉めたりを繰り返します。ヒダがあることで布の折り目ができ、ドレープのないカーテンよりも掴みやすくなるため、結果的にスムーズに使用できます。

見た目が美しい

カーテンに生まれる陰影や、規則正しいプリーツは美しいインテリアに欠かせないものです。綺麗なドレープがあることで、部屋に高級感が生まれます。またカーテンをまとめた状態でも、プリーツは失われないため、常に美しい状態を保てるのです。

機能性の向上

ヒダを作ることでレースカーテンとドレープの間に大きな空気層が発生。これにより断熱機能や上昇します。またヒダを形成するぶん、布が増えますから、遮光性最寄り高まります。美しい景観と、快適性が両立するのが嬉しいですね!

ヒダで空間を演出できる!

最上の高級感を持つ「3つ山ヒダ」

窓巾に対して2~2.5倍の生地を使う3つ山ヒダ。具体的にはヒダの間隔は10~12cmほどで、最近は2倍使いで3つ山を取るのが多く見られる形式です。
生地を多く使うため、見た目にもゆったりとした高級感があり、美しいドレープラインは優雅な印象を感じさせます。インテリアの形式としては、とくにクラシックモダンやアンティーク、オーソドックスなどの空間が適しているでしょう。部屋としては応接室やリビング、客間のような場所に多く用いられており、見せることを意識した部屋に選択されることが多いです。
生地をたっぷり使うということで、値段が高くなる点には注意

カーテンの柄を見せたいなら「2つ山ヒダ」

窓巾の、1.5~2倍の横幅ぶんの生地で作ることが多い2つ山ヒダカーテン。既製品のカーテンでは一般的な仕様であり、オーダーでももちろん注文可能です。3つ山ヒダに比べて、用いる布地が少ないため、価格が安く済むという利点があります。
またヒダ間隔は15cm以上となり広め、ヒダのボリュームが抑えられるため視覚的にすっきりとした印象に仕上がるのも特徴で、カーテン自体の柄が見えやすくなります。
上級者テクニックですと、ベルベットのような重厚な生地を軽やかに演出する、という使い方も。おしゃれな生地を良く見えるようにしたいという場合は、この2つ山ヒダカーテンも選択肢に入るでしょう。
ドレープが主張しすぎないので、使う部屋やインテリアのスタイルを選ばないのも特徴です。

シンプルな部屋なら、ヒダが少ないものを選ぼう!

自然な印象の「フラットカーテン」

あえてしっかりとはヒダを作らず、シンプルにカーテン生地のテクスチャを楽しめる点から人気のフラットカーテン。
ヒダはつまみませんが生地自体はレール巾に対して1.2倍ほど使うので、ナチュラルに波打つようになります。
たとえば麻素材や、大胆なプリントのカーテンをフラットで仕立てると、素材の魅力がダイレクトに伝わるカーテンにもなりますよ。
フラットカーテンは、洗濯や交換などの取り回しが聞くので、成長とともに趣味が変わる子供の部屋やペットがいる家など、毛やほこりが付着しやすい住宅にも向いています。
デメリットとしては、ヒダがないため掴みにくいほか、通常のヒダありカーテンと比べてたたんだ際にかさばること、とくに厚手の生地は重たく使い勝手に影響してしまうでしょう。

ルーズさがおしゃれな「1つ山ヒダ」

1.5倍ヒダ以下の生地で仕立てたものを1つ山と呼び、ボリュームを抑えてすっきりと仕上がります。
フラットでありつつヒダ山を一つ取るので、釣り生地にアクセントが生まれ、シンプルさとカジュアルさの混ざった「こなれ感」を醸してくれます。
またヒダを作ることにより、たたみやすくしているうえ、生地もそう多くは使わないので、3つ山や2つ山に比べてお値段もリーズナブルです。こちらも子供部屋をはじめとした、カジュアルに演出したい部屋に適しています。

まとめ

今回は、意外と知らないカーテンのヒダについてご紹介しました。現在のお住まいの窓辺は、どのタイプのヒダで仕立てられているのか、あらためて見てみると新しい発見があるかもしれませんね!日頃あまり意識しないカーテンのヒダですが、窓辺や部屋の印象に与える影響は、案外おおきいものです。

カーテンをオーダーする際には、つい生地の素材や柄などを中心に選びがちですが、裁縫や仕立てによっても、その仕上がりは大きく違ってきます。ここがカーテンの面白くも奥深い点の一つであり、同じ生地でも仕立てやヒダの演出で、エレガントにもカジュアルにもなります。
3つ山に仕上げて、豊かなドレープが美しくラグジュアリーな空間を演出するか、それとも2つ山のように、カジュアルな仕上げで親しみやすくナチュラルな窓際にするか。その選択肢はさまざまです。

インテリアのテイストや部屋の用途、予算など、ご自身に合わせたヒダを選べるよう、この生地が少しでも参考になれば幸いです!