
自分好みのスタイルを演出するインテリアとして、オーダーカーテンは根強い人気があります。
家ごとに窓の大きさは違いますから、ご自身にぴったりのサイズで発注できるオーダーカーテンは。ステキな住宅づくりにおいても重要な要素と言えますね。
反面、注文するときに注意すべき点があり、そこを抑えていないとサイズ違いや予算などで苦労することもあります。
そこで今回は、カーテン選びを失敗しないためのポイントをまとめました!
要注意!?カーテン選びでありがちな失敗

サイズが合っていなかった
オーダーカーテンの失敗として一番多いのがこのサイズ不一致。
窓の大きさや形状は住まいごとに異なりますから、サイズの測り方を把握した上でしっかり採寸しておくことをお勧めします。
新築などで業者が付いている場合、採寸はお任せしてしまうのも手です。
カーテンのサイズの測り方
<仕上がり巾>…レールの長さ×カーテンのゆとり
<仕上がり丈/掃き出し窓>カーテンレールの下から床までの高さ-1cm
<仕上がり丈/腰窓>窓枠の高さ+15〜20cm
部屋の印象とちぐはぐ
壁紙や家具の色、素材との調和を意識しておかないと、いざオーダーしたカーテンが届いたけれど部屋になじまない、浮いている…などということになりかねません。
ソファやクッションに使われているものとファブリックを統一する、色調や色味は近いものを選ぶなどしましょう。
こういったことを避けるためにも、一度は現品を見て確認しましょう。特にネット通販の場合、格安でおしゃれなカーテンを多く見かけますが画面によって色味の出方にはムラがあるからです。
特に赤色系はパソコンのモニタで再現することが難しいと言われています。
また素材感や厚みを確認するためにも、ぜひ一度チェックを!
予算オーバー
例えば寝室のカーテンを選ぶ際に、社交性が最も高いものを選んで、リッチにゆとりをもたせて……と考えたとします。遮光等級などにこだわりだすと、カーテンの値段は大きく変動します。高いグレードであれば、記事の変更だけで10万単位で見積もりが変わってくるんです。
カーテン選びを間違えて、再度買い直そうとすると結構お金がかかります。
最近は格安でカーテンを変える店などもネットで見つけやすくはなりましたが、一般的なカーテン予算の算出方法を記しておきます。あらかじめ、窓数や坪数で当たりをつけておきましょう。
カーテンの相場(関東)
<坪数による算出>総床坪数×¥12,000~¥15,000
<窓数による算出>窓数×¥35,000~¥45,000
オーダーカーテンを注文するときのポイントはこちら!

お部屋のカラーリングに合わせたカーテンを選ぶ
<色味>
部屋の配色のお約束として、「ベースカラー7:メインカラー2.5:アクセントカラー0.5」と言われており、この配分で色を決めていくとまとまりがいい空間になります。 カーテンはメインカラーに属します。他にメインカラーになるのはソファやクッションです。すでにこれらの家具がある場合、色味が近いものにするとしっくりきます。
生地を選ぶときは現物を見て決める
カーテンの生地メーカーは数多く存在します。手間かもしれませんが、せっかくのオーダーカーテン。1メーカーだけではなく、複数の会社のサンプルやカタログを入手することをおすすめします。
手触りやつや、色味、予算、今の部屋にマッチするか…。吟味する項目はいくつもありますから、実際の生地サンプルを手にいれる価値はとても高いでしょう。
プロにお任せできるところはどんどん頼ろう!
カーテンのスタイルや素材に関して、ショップの店員さんの力を借りない手はありません。サンプルを確認して気になったメーカーがあれば、実際に来店する、もしくはメールなどで連絡を取るのもいいでしょう。
シェードはどうするか、遮光や遮音、防臭機能は必要かなど、あらかじめ質問事項をまとめておきましょう。
例えばペットの室内飼いや、家族に喫煙者がいる場合、防臭機能のついた記事などが候補に上がってきますから、その用途の生地のピックアップをお願いすることもできます。
この相談の時有効な方法が、「見取り図を添付する」ということ。
窓の大きさや間取りに合わせて、お店側からアドバイスをもらうことでより生活に沿ったオーダーカーテン選びが可能に。
オーダーカーテンのここがステキ

住まいにあったあなただけのカーテンが手に入る
オーダーカーテンでは窓のサイズや種類、形状に合わせたカーテンを作成することができます。既製品でもサイズやデザインは豊富ですが、住んでいる地域の気候に合わせた生地や、注文住宅で窓が特殊な形をしている場合でもオーダーカーテンなら対応が容易。窓に合わせた幅や裾丈で作るカーテンは、実際にかけた時にも納得の美しさ。 また、小さい子供やペットがいる場合でも、汚れや水に強い素材を選びつつ、気に入ったデザインを指定できるのも魅了。
見た目の美しさと機能性が両立できるのは、大きなポイントと言えるでしょう。
近年は安く、素敵なカーテンを手に入れる機会も増えた
最近では、ご自身で採寸することで生地を格安で販売している店舗や、いくつかのサイズの中から選択するセミオーダーカーテンのように、オーダーカーテンといっても多種になりつつあります。
オーダーカーテンと聞くと高いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、最近では格安でオーダーカーテンを手に入れることも釜生になっているんです。 サンプルの注文は無料のところも多いので、失敗を防ぐためにも気になったらまず生地を取り寄せ、確認することをお勧めします。
まとめ
おしゃれなインテリアに欠かせない要素として、憧れのオーダーカーテン。せっかくオーダーしたけれどサイズが合わない、家になじまない…などということは避けたいですよね。
うまく住宅にあったカーテンを選ぶことができれば、実際よりも空間が広く感じられたり、静かな住居空間を作り出してくれたりと、生活の質を大きく向上させてくれます。
わざわざ選ぶ必要があったり、検討する要素などで敬遠してしまうかもしれませんが、きちんとデザインし、生地を選んだオーダーカーテンの良さは既製品のカーテンとは全く異なるものです。
ですからオーダーカーテンの導入を成功させるためにも、事前の生地サンプルチェックやカタログによる比較、正確なサイズの採寸など、事前準備は怠らないようにしましょう。
最近は格安でオーダーカーテンを作れるショップも増えていますから、この機会にぜひ、オーダーカーテンお導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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